キング・アーサー
川崎のチネチッタで先行オールナイトを見てきました。
日本では「アーサー王」「円卓の騎士」「エクスかリバー」という単語はよく知られていても、それらの登場する物語については、あまり知られていないような気がします。かくいう私も、物語についてはよく知りません。
しかし、この映画のコピーにもあるように「西洋最大の伝説」と言われるほど、西洋ではよく知られた物語です。
つまり、西洋の人はあるていど、この物語の前提になる知識を持っているのだと思います。そのせいか、日本人がこの映画をみると、どうも説明不足を感じてしうような気がします。
アーサーはローマの人だということは分かるのですが、ローマで育ったのか、ブリテンで育ったのかが分かりませんでした。
アーサーの先生がローマにいるらしいので、ローマで育ったのだと思っていたのですが、回想シーンではブリテンで
子供のころ母親が殺されるシーンがありました。どっちやねん。俺のアタマが悪いだけかも知れませんが、どうもそういうケースが多いように思いました。
映画自体は悪い映画ではないのですが、アーサーと円卓の騎士たちとの信頼関係も、イマイチ描写不足のような気がして最後までノリきれなかった感じです。
見るのを止めはしませんが、無理してみるほどでもない映画かと。
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